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3.5.16

ディクテのおすすめサイト



独学する際のディクテ(書き取り練習)の素材について 生徒さんよりご質問をいただきました

ディクテはご自身の弱点を発見し 改善するのに大変効果的です
インターネットを活用し 書き取り練習をしてみてください

TV5 Monde(テレビ)
http://dictee.tv5monde.com/
Junior(子ども) か Senior(大人)か または DELF DALF の6レベルからレベルをクリックすると ご自身に合ったレベルのディクテのページに飛びます
普通の速さで聞いて内容を理解した後 Dictée 用のスピード(句読点も読み上げられます)で書き取りを行います
Dictée 用のスピードはかなりゆっくりなので 普通の速さのものを聞いて書き取る(シャドーウィングでも)のも効果的です

RFI Journal en français facile(ラジオ)
http://savoirs.rfi.fr/fr/apprendre-enseigner/langue-francaise/journal-en-francais-facile
Dictée のためのページではありませんが 番組をクリックすると Transcription(スクリプト)が下に表示されるので 答えあわせができます
普通の速さなので シャドーウィングにも適しています

Bonne écoute !!

27.4.16

〜que+subj. とは?

仏和辞書で動詞を引くと 〜 que+subj. という略字を見かけることがあります

昨日ご紹介した détester にもありました
小学館 ロベール仏和辞書 アプリより

(qn qc inf. については昨日の記事をご覧ください)

ここからは中級以上の文法事項です

que は 英語の that にあたり「〜ということ」という意味です
que の後には 主語+動詞(節=文の中にある 小さい文)がきます

subj. は subjonctif (接続法) の略です

que+subj. は「que の後の小さい文(節)の動詞は 接続法を用いましょう」という意味です

レッスンの始めの頃に習う動詞の活用は ほとんどが「直接法(indicatif)」の活用で 現実世界で起きていることを表します (現実モード)

これに対し接続法(subjunctif)は 頭の中で想像していること(望んでいることや望まないこと 好きなことや嫌いなこと 疑っていること やらなければならないこと など)を表します (言うなれば 主観モードまたは妄想モード でしょうか)

中級以上になると 現実モードと主観モードをスイッチさせながら 会話ができるようにならなければなりません
そこで登場するのが 接続法です

接続法は 特殊な活用をする動詞(皮肉なことに être などよく使われる動詞)を除き 作り方が決まっています

nous と vous は 直接法半過去の活用と同じで それ以外は
語幹は ils の直接法の活用の語幹
語尾は -er の現在形の活用語尾
から作ります

接続法は主観妄想モードなので それが表すことが主観妄想であることを示す主節(文の一番最初の主語+動詞)の後で que とともに使われます

Je veux que tu viennes. 
君に来てもらいたい
Je veux (〜を望む)が主節

なので 接続法の活用は それぞれの主語の前に que をつけて暗唱すると que の後で接続法がきたときのための習慣づけになります

venir 来る
que je vienne
que tu viennes
qu'il vienne
que nous venions
que vous veniez
qu'ils viennent

どんな動詞が接続法をとるかは ある程度決まっているので暗記が可能です
が 文脈によって 直接法と接続法の両方が可能な動詞もあるので(sembler など) レッスンで解説してまいります

Bonne après-midi !












26.4.16

仏和辞書で見かけた不思議な略字?


生徒さんから「仏和辞書で 不思議な文字を見たのですが... ? 」とご質問をいただきました

ロベール仏和辞書アプリで détester(=「耐えられない,苦手だ」)を引いてみると 確かに見出語の下に qn や qc といった略字が並んでいます

qn は quelqu'un(「人」:英語の somebody) qc は quelque chose(「物」:英語の something)の略字です

〜 qn とあったら「動詞 détester のすぐ後に 人を表す目的語がきます」という意味です
〜 qc なら「物を表す目的語が 動詞のすぐ後にきます」という意味です

〜 inf. というのはどうでしょう
inf. は infinitif(不定詞=動詞の原形のこと)の略字です
〜 inf. とあったら 動詞 détester を活用させた後に 動詞の原形をつなげて「〜することが苦手だ」という意味の文章をつくることができます

Je déteste danser. 私は踊るのが苦手だ 

という文では danser が inf. にあたります

では 〜 que + subj. は何でしょう?
ここからは中級以上の内容なので 次回お話したいと思います

9.1.16

文法項目をフランス語で

ネイティブの先生のレッスンを受講されている方は レッスン中に文法項目をフランス語で言われたときに戸惑うこともあるかもしれません

例えば le futur と言われたら「未来」ということがわかっても フランス語の未来形は主に2つあるので le futur proche(近接未来)なのか le futre simple(単純未来)なのか 迷う方にお会いしました

文法項目が日本語でわかれば ネイティブの先生のレッスンを受けながら 日本語の文法テキストで自習することができます(可能であれば自習できる箇所は自習されることをおすすめします)
そこで 文法項目名について日本語とフランス語の対応表がないか というお問い合わせをいただきました

そこで今年刊行予定の文法テキストは 各文法項目にフランス語名も併記しました 
フランス語の全体像をつかみたい!という方の期待に添えるよう わかりやすい目次を心がけましたのでどうぞご期待くださいませ!

2016年 より良いレッスンをご提供するのはもちろん より良い本を作るべく尽力してまいります 
引き続きどうぞ宜しくお願い致します

26.9.15

tu はエリズィオンしない?

受講者さまよりいただいたご質問です

j'aime のように je はエリズィオンしますが(jeのeと aimeのa が母音衝突するため)
tu aimes の tu はエリズィオンしませんか?

tuのuは確かに母音ですが エリズィオン(母音省略)してよい語は12個ほど(je ne que le de など)に限られ そのほとんどの語末がeです(例外は la と si)
uを省略することはなく かなりくだけた場合にのみ t'aimes が使われます

T'aimes le nouveau prof de français ?
Non, pas tellement.

22.5.15

受験フランス語のエッセイ① le plaisir de la musique

受験フランス語のノートが出てきました
フランス人の恩師に添削していただいたものを 恥を忍んでここにご紹介します...

音楽の楽しみ le plaisir de la musique
Pour se détendre(リラックスする), le meilleur moyen est d'écouter de la musique(答案には music とありました... お恥ずかしい!). Mais on peut avoir un autre plaisir en jouant des instruments soi-même. Mes moyens d'écouter de la musique sont divers. On peut se faire plaisir non pas seulement par la radio, des cassettes(そんな時代です), des disques, mais aussi par les moyens visuels comme la télévision, les films... etc.

冠詞の使い方がかなり怪しい当時でした

次回は『都会について』です

30.1.15

移民に関する単語

国際ニュースを読んでいると避けられないのが移民に関する記事
l'immigration (f)という単語があったかと思えば la migration という語も
他に l'émigration (f) という語もあります
今日はその違いについて触れます

l'immigration:他国から移民として入国すること
l'émigration:他国へ移民として出国すること
la migration:l'immigration と l'émigration を総じて移民として出入国すること

それぞれ人を表す語は
immigré(e) / immigrant(e)
émigré(e) / émigrant(e)
migré(e) / migrant(e)
です

現在分詞の使われている immigrant(e)が入国手続き中であるのに対し  過去分詞の使われている immigré(e)は 手続きが済んだというニュアンスの違いがあるようです

29.10.14

場所を表す en と dans の違い

場所を表す en と dans の違いについて

ともに「〜の中に」という意味を持ちますが(en は他にも多く用法があります)その使い方には微妙な違いがあります(時間を表す en と dans については改めてご紹介します)
 
dans は「〜に囲まれた中に・〜という限定された状態に」というニュアンスが強く 後に続く名詞には冠詞がつきます
à l'intérieur de 〜 と同義です

en の後に続く名詞は無冠詞で 「〜において(場所・状況)」という広い(dansより限定されない)意味で使われるようです

en の用例として以下のような表現があります(Grand Robert より)
Être en mer. Partir en province. Aller en classe. Dîner en ville. Au ciel ou en enfer. Être porté en terre. Mettre qqn en prison, qqch. en lieu sûr. Ne pouvoir rester en place. Être comme un oiseau en cage. Monter en avion, en voiture, en (ou à) bicyclette(en には交通手段を表す用法もあります)

フランス人は en と dans を無意識に使い分けてます(発音のしやすさや慣習に基づいてですので これといった規則はないようです)

ちなみに pêcher en mer というと海で釣りをする(海の中にいる魚を釣る)という意味になり pêcher dans la mer というと海の中にもぐって釣りをする という意味になります

23.10.14

イタリア語とフランス語

「フランス語とイタリア語の文法は同じだから イタリア語の本も出せると思う」

と数年前にフランス人の上司が話していたのを思い出します
大きな違いは イタリア語の定冠詞の複数形と形容詞には男女の区別があることだそうです(他にもあるのかもしれませんが 勉強不足なのでごめんなさい)

最近 新しいテキストの執筆にとりかかりました
イタリア語とスペイン語のテキストを参照しながらの作業なので 時間が要しそうですが フランス語との違いを見いだすことに大変な興味を覚えております
フランス語のレッスンを受講される方には イタリア語やスペイン語が堪能な方もいらっしゃり そんな方々のためにも いくらかご紹介できれば と 当ブログでも少しずつ記してまいりたいと思います

ざっと目を通したところ 確かにイタリア語の文法項目の名称は フランス語のものとほとんど変わりません
スペイン語は... これからお話できればと思っております

21.5.14

ゼロからスタートフランス語 文法編

前回の記事で CD付きの文法の問題集について触れましたが 今日おすすめするのはこちらの1冊です

『文法編』というタイトルの本ですが 発音編と文法編の二部構成から成り
発音編の解説が大変丁寧であることが特徴です
発音につまづいたときにいつでも振り返って読んでいただける内容です

文法編は『ゼロからスタート』というタイトルの通り 初学者の皆さまにもわかりやすいよう 会話と表現☞文法解説☞練習問題 という構成から成り立っています

フランス語に限らずですが 外国語をマスターするためには 同じ文法項目を何度でも繰り返し確認し 練習問題をこなすことが有効です
じっくりと最後まで取り組める問題集に出会っていただきたいと思います

20.5.14

発音が先か?文法が先か?

フランス語を始めるときに『発音』か『文法』のどちらを先に始めたほうがよいか ということについてお話させていただく機会がありました

結論は 両方!と言いたいところですが 初めて触れる表現を吸収するためには 体験(シミュレーション)が伴っていることが重要です
なので どちらか一つを選ぶなら 体験に結びつきやすい『発音』すなわち『会話』から入るとし (できればその直後で)表現の基盤となっている文法事項を必ず押さえることで その表現のみにとどまらず 関連表現への応用に役立てたいものです 

『文法』の勉強と聞くと 紙の上での勉強と捉えられがちですが 文字を見ると同時に発音をイメージすることも大切です とりわけ独学される場合は CD付きの文法の練習問題がおすすめです

25.4.14

Petit Ours brun fait du roller


去年のクリスマスにフランスから届いた Petit Ours brun の可愛らしい絵本 Petit Ours brun va au supermarché
フランスの子たちに人気の 茶色いクマの男の子が お母さんと一緒にスーパーマーケットに買い物に行くおはなしです

そして今回仲間に加わったのは Petit Ours brun プレイブック Petit Ours brun fait du roller ※
ローラースケートをする茶色いクマの男の子のフィギュアのおまけ付きです
娘の心を掴んだ Petit Ours brun シリーズ 
ヨーロッパに住む送り主の友人の感性はさすがです!Merci beaucoup !!

※ faire +スポーツ(部分冠詞)
一人で行なうスポーツについて使われることが多いです
例:faire de la gymnastique(運動), faire de la musculation(筋トレ)...

なお 相手がいる競技の場合(テニスやサッカーなど)は jouer à +スポーツ(定冠詞)が一般的に用いられます
ただ テニスやサッカーも 相手の有無が問題にならない場合(ただ単に「行なう=練習をする」)faire du tennis ということもできます

29.3.14

parler de ...

文法レッスンの受講者の方よりいただいたご質問です

なぜ parler de politique(政治について話す)とあるのに その下には parler de la pollution(公害について話す) のように定冠詞が使われているのか?

まず「〜について話す」は基本的には parler de + 名詞 です
名詞には 文脈に合わせて冠詞を付けますが「de+部分冠詞/不定冠詞のdes」の場合は de となり 冠詞の部分を省略します

したがい parler de politique に冠詞が使われていないのは ここでは politique に使われているはずの冠詞は 部分冠詞である と考えることができます

ではなぜ parler de la politique のように定冠詞を用いることができないのでしょうか?
それは 政治という分野を話題にするには あまりに幅広いテーマだからです
「フランス政治」というように「政治」を限定する場合は parler de la politique française ということができますが 「政治一般」を指す場合 parler de politique 強いては de を省略し parler politique と言います

de を省くことさえできるのが parler の特殊な用法です
ほかに parler argent(お金について話す)のような例もあります

Je parle français. (私はフランス語を話します)も parler の直後に名詞が置かれています

27.11.13

sauf / excepté / hormis

受講者の方より
「〜を除いて」「〜以外に」という意味の sauf と 同義語 excepté や hormis の違いについて
ご質問をいただきました

sauf:日常会話において一番よく使われます
excepté:出身地域によって使う人と全く使ったことがないという人がいるようです
hormis:書き言葉で使われます

という特徴があります

sans(avec の反義語)「〜抜きで/〜なしで」「(名詞にかかって)〜抜きの/〜なしの」と間違えやすいので注意しましょう
※ sans の後にくるはずの不定冠詞や部分冠詞は省かれます

4.8.13

「aller =行く」の他に...

aller という動詞の本来の意味は「行く(英語=to go)」という意味です

現在形の活用は...
je vais
tu vas
il/elle va
nous allons
vous allez
ils/elles vont 

aller は「行く」という意味を表わす他に 大事な役割を果たします
未来を表す役割です

フランス語の動詞の未来形は(直接法の場合)「近接未来」と「単純未来」の二つ
「近接未来」はより確実な未来の出来事(イメージですと24時間以内に起こりそうな出来事)を表し 日常生活では本当に良く使います

aller + inf.(原形 infinitif)で作ることができるので 上記の活用さえ覚えてしまえばOKです

inf.(原形)の部分には たとえば以下のような表現をそのままあてはめて使うことができます

préparer le dîner 夕食の支度をする
prendre des cours de français フランス語のレッスンを受ける
téléphoner à des amis pour déjeuner ensemble ランチをするために友達に電話する
faire des courses au supermarché スーパーで買い物をする
chercher des livres de grammaire 文法の本を探す
prendre un verre après le travail 仕事帰りに一杯やる
chanter des chansons françaises pour les enfants 子どもたちにフランス語の歌を歌ってやる

... et maintenant, je vais prendre une sieste !

3.8.13

フランス語の人称目的代名詞

フランス語の文型は 英語と同じ S(主語)+V(動詞)+O(目的語)の順ですが
S+O+V となることがあります 

O(目的語)が代名詞となったときに S+O+Vの語順をとります

◉S+V+O:<O は代名詞ではない>
フランス語:J'aime Mary.(英語:I like Mary. )

◉S+O+V:<O は代名詞>
フランス語:Je l'aime.(英語:I like her.)
(英語はS+V+Oのまま)

文法用語を使うと「人称目的代名詞」は動詞の前に置きます という説明をします
「人称目的代名詞」はとっつきにくい響きがあるかもしれませんが O が代名詞となったときのことを指しています

以上 初めてフランス語に触れる という方(英語が堪能でいらっしゃいます)よりのご質問をご紹介させていただきました

8.9.11

les gâteaux russes

ベトナムでお世話になった方よりいただいた 京都村上開新堂のロシアケーキは 手作りの温かさを感じる 見た目にも楽しいお菓子でした

「ロシアの」という意味の形容詞 russe は 男性形が e で終わっているので 女性形は同形
russe + e で russee となることはありません

他に 男性形が e で終わる形容詞(=女性形が同形のもの)に jaune(黄色の)rouge(赤い)sympathique(感じの良い)などがあります 

ごちそうさまでした

10.10.10

文法特別講座のテーマ

学校のレギュラーレッスンがお休みの時 文法特別講座が開講することになりました
これまで扱った内容は
  • 冠詞(定冠詞・不定冠詞・部分冠詞の違い)
  • 複合過去(助動詞の使い分けと代名動詞の過去形)
  • 単純未来(不定詞からの作り方)
  • 近接未来(aller + 不定詞)
があります
多くの方が難しいと思われる冠詞や よく使う複合過去を主に取り上げました

今後はより内容に幅を持たせたテーマでのレッスンを開講していく予定です