7.2.10

苺はわたし

春ももう間近 
苺 (les fraises) も今では1年を通して食すことができますが やっぱり春(そしてバレンタインも!)を控えたこの時期は 苺が一番似合う気がいたします

フランス語の la fraise ですが 実は2つの意味があります
ひとつは皆さんもご存知の 苺
もうひとつは わたし(ma fraise) という意味です

「わたしって苺のように あまーい存在だからかしら?」と一瞬世界に入ってしまったのは 他でもなくこの私なのですが 言うまでもなくそういうことではございません!

16世紀のフランスでは  la fraise は 首の周りのレースの襟飾りのことを指していました
よく貴族の肖像画に描かれている あれです
転じて襟が頭を指すようになり 更に 頭が自分を指すようになり ma fraise = moi という意味になりました

他に fraise を使った表現として
sucrer les fraises (苺にお砂糖をかける⇒転じて震えるという意味)というのがありますが
どう転じたら 震えるという意味になるのでしょう?
16世紀のフランス貴族は 鬘(perruque)にタルカムパウダーを含ませていたため 首の震えてしまう人がデザートを食べようとすると お粉が苺にかかってしまう 
もしくは 同じく首の震えてしまう人の襟飾りには 1日中お粉がたくさんかかってしまう という現象から sucrer les fraises = trembler という意味になったようです

ramener sa fraise (苺/襟飾り を持ってくる=venir ici ここに来る)というのもあります

tarte aux fraises 
わたしタルト…?いいえ苺タルトです

6.2.10

イギリス料理は存在しない?

先日の通訳の先生とお食事中に…

「shioさんは何料理を作ったりするのです?」 と聞かれたので
「イギリス料理です!」 と即答したところ 
居合わせた方々の顔が一瞬ひきつったのを 私は見逃しませんでしたよ!

料理は作れません という冗談かと思われたのかもしれませんね

冗談でしたらそれはそれで粋な返答だったかもしれないのですが 実際 私はイギリス料理でおもてなしをすることが多いのです
料理と呼べるような料理?あります!fisherman's pie, mashed potatoes, shepherd's pie... などです
初めから料理名を言えば良かったのかもしれませんね

フランス語には「イギリス料理(la cuisine anglaise)」という言い回しは存在しないのだそうです(もちろん存在させてもよいのでしょうが 周知の事実として 存在しない ということになっているのでしょう)

ちなみに フランスで唯一 「イギリスの(anglais, anglaise)」という意味の形容詞をつけてよいものとして
crème anglaise (クレーム・アングレーズ=ゆるめのカスタードクリーム)だけが認められているそう…

イギリスには他にも沢山 美味しいものがあるのに!と イギリス料理好きな自分は 心細くも思うのでした…

5.2.10

先生は男?女?のどちらが伸びる?

先生が女性だと 男性の生徒が増え 先生が男性だと 女性の生徒が増える

確かに一般的にはそう思われるかもしれません
(偶然?気のせい?)自分のクラスには 多くの男性が頑張ってご参加くださっています
そして 男性の先生のクラスには(やはり偶然?気のせい?)女性の生徒さんが沢山いらっしゃいます

ところが 語学を学ぶ上で効果的なのは 実は同性の先生に学ぶことだと 元・日本語教師の生徒さんから伺いました

「shio先生が女性でよかった!先生の声と自分の声とが近いほうが 発音の習得がしやすいのですよ」と聞き なるほど納得いたしました

これからは 男性の生徒さんには 低めの声で発音するように心がけてみます

4.2.10

豊かさを求めて ~ bio (オーガニック)のすすめ


皆さんはこのロゴを見たことがありますか?
フランスのオーガニック認定を受けた製品についているロゴです
ジュースの紙パックなどについているものですが 製品の原材料の95%以上がオーガニックであることを示しています
オーガニックの定義についてはこちらをご参照くださいね (フランス語はこちら)

10年前 フランス留学先 Angers でのホームステイ先から一番近いスーパーが marché bio (オーガニックマーケット)でしたので 日常的にオーガニック製品を購入し 日用品もオーガニックのものを使っていました
恥ずかしながら オーガニックに対する意識 というより 近くにあったから という手頃さゆえです


10年前当時から こういったお店があったのをみると そこそこ浸透していたように見える bio (オーガニック)ですが 更にブームを巻き起こしたのが「未来の食卓」 という映画だそうです 

豊かさとは何か?

15年ほど前に流行した価値観に 
「真の豊かさ=物質的なものでなく精神的なものこそがそれである」というものがあったのを記憶していますが 現在ではいかがでしょう?
私は オーガニックこそが現代の豊かさだと思っています

3.2.10

mon cyber room préféré ii ~ ben's café (高田馬場)

恥ずかしながら 家にはインターネットが繋がっていないため ブログの更新は学校またはお気に入りのカフェでしております
今日の居場所は高田馬場のBen's Café 通い続けて10年になるお気に入り中のお気に入りカフェです

こちらの雑誌にも掲載されています

本日の底冷えを言い訳に そして 毎度 電源を使わせていただいているご恩もあり?
スパイスたっぷりのチャイに加え あんまーいピーチパイを発注
心行くまでネットサーフをいたしております



さて 本日から新たに文法の授業がスタートいたしました
眠い!なんて言っている暇のないくらい テンポ良く進めながらも ポイントを逃さず抑えることを目標にしておりますが テンポが速過ぎたり いや更に速い方が良かったりいたしましたら すぐにお知らせくださいませ

2.2.10

動詞 acheter の活用

前回に引き続き ちょっぴり不規則な活用のする動詞 acheter の活用について

まずは 現在形の活用をおさらいしましょう

j' achète
tu achètes
il/elle achète
nous achetons
vous achetez
ils/elles achètent

どうして 主語によってe になったり  è になったり(下線部)するの?!
と文句を言いたくなるのですが 前回のs'appeler と同様 活用によって発音が違ってくるからです

動詞の色分けした部分の音パタンは 2通りです
それぞれ(アシェットゥ)と(アシュトゥ)です

まず je/tu/il/elle/ils/elles の動詞部分は同じ音(アシェットゥ)  e を[ɛ]と読ませるために accent grave を付けて è とします 

nous と vous の場合 e は[ə]と読ませたいため accent grave は不要です

動詞の活用も まずは音で覚えましょう!

1.2.10

動詞 s'appeler の活用

s'appeler の現在形の活用をおさらいしましょう

je m'appelle
tu t'appelles
il/elle s'appelle
nous nous appelons
vous vous appelez
ils/elles s'appellent


どうして 主語によって l (下線部)が1つだったり2つだったりするの?!
と文句を言いたくなるのですが 答えはシンプルです
音で聞き分けて覚えてしまえば 綴り字が自然と決まってきます

動詞の色分けした部分の音パタンは 2通りです
それぞれ(アペル)と(アプル)です

まず je/tu/il/elle/ils/elles の動詞部分は同じ音(アペル) すなわち太字の e は[ɛ]と読ませたいので 次にくる l は自然と2つになります 
同じ子音がトントンと連なる場合 その直前の e は[ɛ]と読ませる というルールがあります

nous と vous の場合 e は[ə]と読ませたいため 次にくる l は1つでなければなりません
もし2つつけてしまうと 本当は nous appelons(ヌザプロン)としたいのに(ヌザペロン)となり おかしいことになってしまうからです

奇麗な発音のために 綴り字を変化させる という現象の見られる動詞は他にもあります

se lever や acheter など アクサンをつけることで正しい発音で活用できるようになる動詞については 次回みていきましょう