本日は l'Epiphanie 公現節です
イエスキリストの誕生を聞きつけた3人の王様たちが星を道しるべにナザレの里へ到着した日をお祝いする日です
(スペインなどでは祝日に設定されているようですが フランスでは休日ではありません)
フランスでは7世紀も前から La galette des rois でご紹介したパイ菓子をいただく風習があります
1月になると町中のパン屋さんではガレット・デ・ロワが売り出され 家族や友人同士で集まって一緒にいただく習慣があります
では どのようにしていただくのでしょうか
たいていは招待客が 食事のデザートとして持参します
デザートの時間になると 最年少の人がテーブルの下に隠れます
ガレットを切り分けた人が Cette part, c'est pour qui? 「この一切れは誰の?」と 最年少の人に聞きます
聞かれたら C'est pour ○○○. と任意にその場にいる人の名前を言っていきます
このとき 最年少の人は どの一切れが誰のところへ配られるのか見えないので 公平に配ることができるのです
一通り全員のところのガレットが配られたら いよいよいただきます
フェーヴに当たったおめでたい人は ガレットを買った時についてきた王冠を被り この1年幸せでいられると言い伝えられます
(そして翌年ガレットを用意する決まりがあります!)
ガレットは1.6当日を過ぎても売られていますし 最近では日本でもよく見かけるので ぜひご家族やご友人同士で 遊んでみてください!
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