18.2.10

外国人の方への授業 ~ 課題編

フランス語を日本人に教える場合と英語話者の方へ教える場合とでは 異なったメソッドを使う必要がある と 先日お話しました
全員 入門者という同じスタートラインから始めるのに 大差ないのではないか という考えは甘く どれくらい事情が違うかといいますと 中国語を日本人に教える場合と欧米人に教える場合を例に挙げれば 分かりやすいと思います

まず文字に対する独自の習慣や先入観があります
それから 母語の発音体系の違いも明らかです

学生時代に専攻した発音矯正に関する論文のタイトルも わざわざ「日本人のための発音矯正」としたのを覚えていますが 同じ入門者でもスタートラインの時点で 全く異なっているのです

さて 今後の課題は 日本人以外の方への発音矯正と教授法について 研究する必要がありそうです
アイディアのある方がいらっしゃれば 是非ともアドバイスをお願いいたします

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