31.1.11

Les croque-monsieur

ベトナムに住んでいた頃は 朝ご飯から外食していましたが その懐かしい習慣を実践してみることにしました

クロックムッシュをむさぼりながら 脳が活性化するころ効率よく仕事をするのが とても心地よいです

残念ながら今月末でクローズしてしまうこちらのカフェ
朝ご飯にぴったりなカフェ探しの旅に 再びでることにいたします

30.1.11

Petit apéro

Angers 出身の友人宅でのホームパーティー
クスクスでおもてなししてくださいました
この日のクスクスは小粒で砂のようにさらさらとしています
日本では入手できないそうです

気さくな場での数々の出会い
繋がりが線を成していくのを感じます

29.1.11

チュニジア情勢 : l'enquête et la fraude

チュニジア情勢にまつわるキーワードです
国民の反感を引き起こした Ben Ali 前大統領の独裁と不正に捜査が入りましたが...

独裁政権 le pouvoir dictorial
不正 la fraude
財産 les biens
一族 一派 le clan
捜査を行なう ouvrire une enquête
邸宅 la résidence

28.1.11

ほろり

ベトナムでのディープな生活を共にした 今や雪国でお料理店を営む友人からの贈り物
その名の通り ほろりとした食感のお菓子
加賀棒茶風味の香ばしさにほっとしたかと思えば ひまわりのような彼女を思い出し 元気になります

ごちそうさまでした

27.1.11

Personne n'est venu/venue?

生徒さんからのご質問です

Personne n'est venu. (誰も来なかった)

中の venu (venir の過去分詞)は なぜ男性形のままなのでしょうか

personne という単語は 名詞として使われる場合は女性形なのですが 否定表現 ne~personne (誰も~ない) で使われている personne は不定代名詞で 特定の「人」を指しません
したがって 男性形として扱います

ただし Aucune personne est venue. (いかなる人も来なかった)

中の personne は「人」という意味の女性名詞なので 性数一致します

意味が同じでも 文の構造によって性数一致が必要だったりするので 注意が必要です

26.1.11

チュニジア情勢 : les manifestations

不穏なチュニジア情勢が続いていますが デモに関するキーワードをご紹介します

反政府デモ les manifestations antigouvernementales
前大統領 le président déchu (déchu は 失脚した の意)
辞任要求 la réclamation de la démission
デモの激化 l'intensification des manifestations
治安部隊 les forces de sécurité publique
デモ参加者 les manifestants
国民の不満 le mécontentement du peuple
催涙ガス le gaz poivre
繰り広げられる se dérouler

デモの激化により Ben Ali 前大統領は亡命
他のアラブ世界にも大きな影響が及びそうです

次回は 前大統領の独裁と暮らしぶりへの批判についてご紹介します

25.1.11

Des macarons

清里マティスのマカロンを頂きました
見ているだけで楽しくなってしまう色とりどりのマカロン
常温の生地の柔らかさとクリームのとろけ具合に 幸せな気分を感じます
ちなみにマカロンの由来は 修道士のおへそ だそうです

24.1.11

pain au lait

イーストにかける仕込み水には お湯の代わりにミルクを使用しています
「カフェ・オ・レ」の「オ・レ」と同じ意味 「ミルク入り」パンです

お砂糖にブラウンシュガーを用いることで 甘くなりすぎずにミルクのコクを引き立ててくれるそうです

23.1.11

お菓子の由来物語 - 猫井登

どうしてこんな名前がついているのか... というお菓子が少なくありません
そこで目に留まったのがこちらの本
フランス菓子にとどまらず ショートケーキやクグロフなどの洋菓子についても紹介されており 大変興味深い1冊です

22.1.11

Le chou farci à la russe

ロシア料理を習いました
ロールキャベツと ホワイトシチューの壺焼きです

フランスでもロールキャベツはポピュラーで le chou farci と呼ばれ キャベツまるごと大きいまま肉詰めにしてしまうこともあります

(ロシア風にはお米が入っており 煮込む前に一旦焼いて焦げ目をつけるのだそうです)

21.1.11

Le mystère de la chambre jaune - Gaston Leroux

オペラ座の怪人の作者 Gaston Leroux によるRouletabille記者シリーズの代表作
単純過去が沢山用いられているので 活用に慣れるのにおすすめです

20.1.11

パリの音楽院

フランス音楽留学の準備のためにフランス語を始められる方も沢山いらっしゃいます
高等音楽教育は音楽院で行われますが パリの音楽院には以下があります


  • パリ国立高等音楽院 (Conservatoire National Superieur de Musique et de Danse de Paris)
  • 地方国立音楽院 (Conservatoire a Rayonnement Regional)
  • エコール・ノルマル音楽院 (Ecole Normale de Musique de Paris Alfred Cortot)
パリ国立高等音学院の入学のためには フランス語のレベルDELF B1 レベルが必要です
入試に突破するための厳しい条件をクリアすることが求められます

19.1.11

フランス料理基本用語 - 辻静雄

フランス料理に携わる生徒さんは少なくありません
そこでお勧めなのがこちら
料理・レシピの翻訳にも大いに役立っているばかりでなく いつもの単語が料理用語になったときの新しい一面が発見でき はまっております

18.1.11

Pain au curry, ognion fromage

この日のパンは カレーとチーズオニオンのパンです
生地にカレー粉を加えます

バリエーションではベーコン (lardon) なども合いそうです




17.1.11

フランスの地方菓子 - ジャン・リュック・ムーラン

最近ヒットの1冊
写真も美しく レシピも見やすく お菓子の出身地や由来についてのエピソードも書かれています

16.1.11

Spring Story - たけながえりさん

2.16-2.28 表参道LIVONにて イラストレーターたけながえりさんの展示会が開かれます
今回はご友人とのコラボで テーマは Spring Story 
一足早い春が見つけられそうです❤

15.1.11

Pain au sirop d'érable et aux amandes

この日は メープルとアーモンドのパンを焼きました
トップのクリーム部分には アーモンドプードル poudre d'amandes や オレンジピール zeste d'orange が使用されているので こおばしく爽やかです

14.1.11

フランス語のnormalementと英語のnormally

パリ在住の友人はもともと英語が堪能ですが フランスに4年も住むと自分がフランス人になってきている と感じるとのこと

たとえばフランス語の normalement には「普通は」という意味以外に「~する予定である」「~するはずである」という意味もありますが そのつもりで英語の normally を使ったとき 意味が通じず困ったそうです
英語の normally には「普段は」「普通は」という意味しかないからです

フランス語の normalement を英語に訳すと be supposed to ~ というような意味になります

13.1.11

ガレット・デ・ロワあれこれ

フランスの1月と言えばガレットデロワですが ガレットにまつわるお話を周りの方からたくさん伺ったのでご紹介します

オーソドックスなガレットデロワは パイ生地の中にアーモンドクリームが入っているものですが 最近ではチョコレート味のものや リンゴの入ったものなどといったバリエーションがあります

焼くときは 蓋となるパイ生地が平たくまんべんなく焼きあがるように 重しを乗せた状態で30分ごとにオーブンから出して回して焼くそうです
レシピを検索すると そもそも手間のかかるパイ生地の作り方は割愛されており 材料に「パイ生地500g」を用意 とだけ書いてあることが多いです
何かと手間のかかるガレット作りなのですね!

ある生徒さんのお家では6年くらい前から毎年召し上がっているとのこと
今年はご本人にフェーヴが当たったそうですが もう時間も遅くなってしまっていたので 誰も王様の言うことを聞いてくれなかったそうです.. でもでも今年1年はよいことがたくさん起こるでしょう!

12.1.11

Brume d'Oreiller - Durance

パリ在住4年の親友からいただいたお土産
大好きなラベンダーフラワーの香りに癒されます
ラベンダーの香りを身につけていると フランス人の同僚に おばあちゃんの懐かしいにおいがする と言われますが フランス人にとっても違う意味で落ち着くようです
安らかな睡眠に誘ってくれる香りを merci!!

11.1.11

世界一の pain perdu

フレンチトースト pain perdu を食べに連れていっていただきました
聞くところによると 前日までに予約が必要とのこと
作るのに一日かかるからだそうです

愛情をいっぱい受けて作られたような ぽんわりとしたやさしい生地に バターとメープルシロップをかけていただきます
昼下がりの自然光がメープルシロップにきらきらと反射し しばらく見とれておりました

あつあつなので フォークとナイフで一口大に切って大切に味わいたいフレンチトーストです

10.1.11

ボンボン bon bón

ボンボンとは フランス語では 飴玉という意味ですが ベトナム語では ある果物を指します


ベトナム 殊に 私の住んでいたサイゴンは 果物の宝庫です
レストランに行けば デザートには必ずカットフルーツが出てきますし 勤務中もお掃除おばちゃんが カットフルーツを売ってまわりにくるなど 手軽に果物を食べることができます

さて 私の一番のお気に入りの果物は ボンボンという果物です
ボン(↓)ボン(↑)というイントネーションが少しでも違うと通じませんが この果物を知るベトナム人も 実はあまりいませんでした

竜眼にも似た見た目は 黄土色で地味なのですが その味ときたら 巨峰とグレープフルーツとマンゴスチンをかけ合わせたような なんとも言えない上品なお味なのです

めったに目にすることのなかったボンボンですが ボンボン売りのおばちゃんを見つけると つかさず2,3キロは買い 夕飯がわりに
ボンボンの山にとりかかるのが至福でした

ベンズカフェ新作スコーン Scone at Ben's Café

高田馬場のベンズカフェで仕事中 シェフの女性の初夢ででてきたというスコーンが新作としてメニューに登場
早速焼き立てを注文すると... 
ハートの形をしたころんと可愛らしいスコーン! 
クロテッドクリームがなくてごめんなさい!とシェフ
いえいえ 生クリームが充分美味なのです
バターとジャムも一緒に塗っていただきます

本場イギリスのしっとりした食感がそのまま再現されていて ほくほくと優しい気分になります

生地の側面の模様が語る膨らみ具合が なんとも食欲をそそります

イギリスに住んでいた頃は 小麦粉の独特な風味が好きになれなかったのですが スコーン&3点トッピングに紅茶の組み合わせは ずるいほどに美味しいのです

9.1.11

Chocolat de Nouvel An

生徒さんから頂いたお年賀は その場でクラスの皆さんでいただくことに
干支のうさぎのパッケージが可愛らしいチョコレートです
ごちそうさまでした

ベトナムめし楽食大図鑑


尊敬する写真家の福井隆也氏と ベトナム料理研究家の伊藤忍氏による著書
ベトナムの食文化が 綺麗な写真付きでわかりやすく解説されています

(私も胃袋提供者として参加しております)

8.1.11

Sazae san - Clémentine


Clémentine の透き通った サザエでございまーす で始まる ボッサ風サザエさんメドレーは こちらに収録されています

おなじみのメロディーに フランス語の歌詞を乗せて口ずさめば 何時の間にか楽しい気分になれます

Elle court après un chat qui a volé un poisson
Elle court, elle est pieds-nus
Comme elle est rigolote cette fille
Cette fille s'appelle Sazae San

Tout le monde rit même le soleil
C'est la plus belle des journées
Lou lou lou lou
Qu'est-ce qu'il fait beau aujourd'hui

Quand elle se tourne vers le ciel cet océan
Soudain elle y voit un nuage, comme c'est marrant
C'est enfin le jour du départ
Tout le monde est prêt on part c'est le pique-nique

Et voilà on entend sa voix comme le chant d'un oiseau
Sazae san, Sazae san
Sazae san est super joyeuse

Tout le monde rit même le soleil
C'est la plus belle des journées
Lou lou lou lou
Qu'est-ce qu'il fait beau aujourd'hui

7.1.11

カボチャとパプリカのガレット

今回のパン教室で焼いたのは カボチャとパプリカのガレット
プロヴァンサルな具材が食欲をそそります

ガレットとは丸く平たい生地のことです

6.1.11

La galette des rois ii - 遊び方

本日は l'Epiphanie 公現節です
イエスキリストの誕生を聞きつけた3人の王様たちが星を道しるべにナザレの里へ到着した日をお祝いする日です

(スペインなどでは祝日に設定されているようですが フランスでは休日ではありません)

フランスでは7世紀も前から La galette des rois でご紹介したパイ菓子をいただく風習があります
1月になると町中のパン屋さんではガレット・デ・ロワが売り出され 家族や友人同士で集まって一緒にいただく習慣があります

では どのようにしていただくのでしょうか

たいていは招待客が 食事のデザートとして持参します
デザートの時間になると 最年少の人がテーブルの下に隠れます
ガレットを切り分けた人が Cette part, c'est pour qui? 「この一切れは誰の?」と 最年少の人に聞きます
聞かれたら C'est pour ○○○. と任意にその場にいる人の名前を言っていきます
このとき 最年少の人は どの一切れが誰のところへ配られるのか見えないので 公平に配ることができるのです

一通り全員のところのガレットが配られたら いよいよいただきます
フェーヴに当たったおめでたい人は ガレットを買った時についてきた王冠を被り この1年幸せでいられると言い伝えられます
(そして翌年ガレットを用意する決まりがあります!)

ガレットは1.6当日を過ぎても売られていますし 最近では日本でもよく見かけるので ぜひご家族やご友人同士で 遊んでみてください!

5.1.11

仏検二次試験 - 二級

1.23に控えた仏検の二次試験ですが 今日は仏検二級の二次試験対策についてです
まず 仏検二次試験対策でご紹介した要領で入室しますが 二級の場合 受験者の日常生活についての一般的な質問がなされます

休暇の過ごし方・学校での過ごし方・仕事・フランス語の勉強方法についてなどですが
現在形・過去形・未来形を使い分けられるようにしましょう

質問に答えるときは はい・いいえのみで答えるのではなく 

  • 完全な文章で答えること
  • 答えに対する理由や具体例について述べること

に気をつけましょう

日頃の対策としては 自分自身について詳しく相手に伝えられるように予め文章を用意しておくことが大切です
フランス人と話す機会があれば一番ですが 話す機会がない方も多いかと思います
その場合 暗記する必要はありませんが 何度も声に出して読み 自然な発音やイントネーションを心がけ 日頃からラジオや教材のCDなどを聞いて耳をならしておきましょう

4.1.11

La galette des rois

学校の特別レッスンで使用したのは ルボワのガレットです
バターたっぷりのさくさくパイ生地に アーモンドクリームの入った伝統菓子です
この中に フェーヴ(ソラマメ)が入っていますが 乾燥ソラマメの代わりに陶器の人形や置物が入っていることがあります
ミニチュア版もあります
フェーヴの代わりに アーモンドが入っていました

学校に着くなりほおばる贅沢な朝ごはん よき仕事初めとなりました!
今年もどうぞよろしくお願いいたします

3.1.11

enchaînement vocalique 母音同士のアンシェヌマン

アンシェヌマンは 一般的に 単語の最後の発音される子音が 次の単語の最初の母音(または無音のh)に繋げて読ませる現象のことですが 子音+母音以外に 母音+母音のアンシェヌマンもあります

Tu es à Sahara.

という文は 単語と単語の間で切らず 母音と母音の繋がりが切れないよう 滑らかに発音します
(強いてカタカナで書けば トュエアサアラ となります)

2.1.11

NIJINO KANATANI AOITORIGA TONDA

フランス語を通じて知り合った方の作品
彼女に選ばれし言葉の連なりが 彼女の声に乗って 移り変わる情景を映していきます
終わり方がとても好きな感じでした