20.2.10

外国の方への授業 ~ 解決編

先日より自分の中での課題としている 英語によるフランス語の授業 についてですが
専門的なメソッドが確立するまでの解決策として クラスの雰囲気作りに徹することにいたしました

生徒の皆さま全員が とても気持ちのよい方々でいらっしゃることが 大きな助けとなっております
せっかく同じクラスになったご縁を大切にしたいと思えるような雰囲気を作り上げることができるようにするのが 教師の務めだと思っています

初めは 英語での説明は個人的に小声で行なっておりましたが 特別扱いをされている という気遣いをさせてしまうのでは という恐れもありました
今では 日本語の説明の時でも 通訳をしてくださる方もいらっしゃり
また 皆さま英語もおわかりになるということに甘んじ このクラスに限り 英語での説明補足もすることにしております
以来 ご本人もより明るく 授業中も堂々と質問してくださるようになりました 

フランス語を学びに来ているのに なぜ英語を聞かねばならないのかと 不愉快に思われる方も いらっしゃるかもしれません
特に フランス語を学びにいらっしゃる方には 英語アレルギーをお持ちの方もいらっしゃいますので 英語での説明時間中が無駄なものとならぬよう 他の課題をしていただくなど 工夫を凝らしながら せっかくの少人数制ですので お一人お一人のご希望にもできる限りお応えし 全員が同じ心持で臨めるような  バランス感あるレッスンができるよう心がけてまいります

英語による説明をしているとき 英単語をとっさに思い出すことができず 生徒さんから教えていただくことも多々ありますが フランス語を話せるようになりたい!という皆さま共通の目標を達成すべく 皆さまのご協力のもと 試行錯誤を繰り返しながら最善の勉強法を見出すようにしてまいりたいと思います

3ヶ月の入門コースもあと半分 最後までどうぞよろしくお願いいたします

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