31.3.10

un quatre-quarts ~ カトルカール

先日のホームパーティーのために焼いたパウンドケーキ(quatre-quarts)が意外にも好評でしたので 簡単なレシピ(la recette)を載せておきます

1. バター (beurre 80g) とお砂糖 (我が家はきび糖 sucre 75g) をクリーム状に練り くるみ (noix70g) ・ヘーゼルナッツ (noisettes 20g)・卵黄(jaune d'œuf 100g) を加えたら
2. 薄力粉 (farine 80g) アーモンドプードル (poudre d'amandes 75g) ・ カカオ(poudre de cacao 15g) ・シナモン (cannel en poudre10g) ・ベーキングパウダー (levure chimique 5g) を加え 
3. 最後にメレンゲ (meringue 100g  + うちきび糖 sucre 50g)を混ぜ込み 160℃のオーブンで50分焼きます

お菓子作りが好きな方はご存知だと思いますが パウンドケーキはフランス語で un quatre-quarts です 
意味は 4の材料(バター・お砂糖・小麦粉・卵)を1/4ずつ使って焼くケーキ という意味です

生徒さん曰く パウンドケーキの「パウンド」も 重量を表すイギリスの単位からきているそうです

30.3.10

ねこのブログ

今日は素敵ブログのご紹介
ねこちゃん飼っていらっしゃったかしら…?とわくわくして開いてみると…

キュートにおどけたこねこちゃんたちが enchanté! と登場!こんなに可愛らしいこねこちゃんたちが出迎えてくれるなんて予想外 思わず きゃ!と喜んでしまいました

まるで絵本を読んでいるかのように優しい気持ちになれます
フランス語の表現についてのテーマも盛り込まれ 大変わかりやすく 復習までしやすいのです
教材として使わせていただきたいくらい?!

まだ2歳のこねこちゃんたちのフランス語もポーズも何もかもが可愛らしくっておすすめです
是非のぞいてみてください

ねこのブログ

29.3.10

un weekend angevin アンジェ色の週末 ~ dimanche

angers 時代の仲間のうちの一人が 来月よりバイヤー研修で晴れてパリに行くことになりました
お祝いの集まりに 毎回主催してくださる友人夫妻がランチをご用意くださり 皆で持ち寄り
まずは赤のスパークリングで乾杯です
la pizza, la bouillabaisse, la salade...
デザートは地元特産千歳ロールに  サダハル・アオキのマカロン
そして持参したカカオとくるみのパウンド

パリでの活躍応援しています!そして遊びに行きますね
bonne chance!

28.3.10

un weekend angevin アンジェ色の週末 ~ samedi

土曜日は生粋のアンジェっ子の友人ご夫妻のお宅ご訪問
友人の別荘のあるaveyron地方のスペシアリテ aligot でおもてなしいただきました
(パリでは 特産フェアなどで入手できるそうです)
原料は じゃがいも・トムチーズ・生クリーム・にんにく・塩・こしょう
間違えなく美味しいものができそうな材料です
これを鍋にかけながら 粘りがでるまでへらで混ぜます
びよーんと伸びるのが特徴です
つけあわせのドラムスティックと きのことパプリカのソテーにも 良く合いました
おもちのようで 日本人好みの舌触りです
デザートも手作りづくりの持ち寄りで
à la franquette! (ありあわせで準備しちゃうような気さくな雰囲気で!)
気取らない手作りで 心のこもったものを一緒に頂くのが一番ですから!


3年というブランクを思わせないほど温かい宵をありがとうございました

27.3.10

入門コース最終日

本日で 1月入学の方の入門コースも終了です
火曜・土曜ともに 皆さま一生懸命きれいに発音してくださり 熱心に会話にご参加くださり 3ヶ月間楽しく過ごすことができました merci beaucoup!

火曜の皆さまは 引き続き担当させていただきますので どうぞよろしくお願いいたします(フランス語のみになりますので頑張りましょう)
土曜の皆さまは 淋しくなりますが ネイティブの先生と積極的に頑張ってくださいね!
à très bientôt!

26.3.10

フランスの学校制度

フランスの学校制度は 日本の制度と大きく違います
何度聞いても覚えられないでいたのですが こちらに分かりやすい図が掲載されていましたので ご参照ください

école primaire (小学校)> écolier / écolière (6-11ans) (petit écolier という美味しいビスケットがありますね)
collège (中学校)> collégien / collégienne (11-15ans)
lycée (高校)> lycéen / lycéen (15-18ans)
universitaire (大学)> étudiant / étudiante (18-?ans)

をまずは知っていただければよいと思います

25.3.10

mercredi repas chez pizzaman

青山の移動式カフェ noake お隣の こちらも移動式薪釜ピッツェリア pizzaman 
やはり行き着けのサロンのオーナーさんからのご紹介

昨日は横浜での営業
毎週水曜はベイクォーターにいらっしゃるとのこと 授業と授業の合間に来られる手軽さもあり 行かない理由はない とはりきって出勤
お持ち帰りもでき その場でいただくこともできますが やはりこの場であつあつで頂くしかないと思い ピッツァ職人さんのお言葉に甘え カウンターのところで火にあたりながら 焼きたてのピッツァをいただくことにしました
本格薪窯ピッツァをこのお値段とお手軽さでいただけるなんて 夢のよう 
毎週ランチに通ってしまいそうです
(夜も20時までの営業なので 授業後でも間に合うのが嬉しいです)

+200円で前菜をつけていただくこともできます
本日の前菜は 帆立とチェリートマトとバジルのマリネ
順序が逆ですが まずは焼きたてのピッツァマルゲリータをあついうちにいただいてから 前菜でしめることに

終始おしゃべり&美味しいご飯で空腹を満たすことに夢中になり こちらも肝心のピッツァを写真におさめ忘れてしまいました…(窯の様子は勝手に撮らせていただきました!ごめんなさい) 職人さんの南イタリア滞在中のお話や 都内のピッツェリア情報など… 盛沢山のお話をありがとうございました

4.8と4.10は中目黒にいらっしゃるとのこと
お花見シーズンで大賑わいなことを予想しますと やはり横浜は穴場かもしれませんね!
学校に戻ってからもおおはしゃぎ 
職場の先生方やスタッフの方も 次回のランチはそこで!とはりきっておりました

yuki さん いつも美味しい情報をありがとうございます!

24.3.10

les derniers clients de noake

行き着けのサロンのスタイリストさんよりご紹介いただいた 期間限定の屋台カフェ noake
最終日の昨日 急に思い立って閉店間際にも拘わらず駆けつけました
フレンチ出身オーナーのけんけんさんの入れるコーヒーやレモネードを狙っていたのですが… 
本日は最終日パーティーがあったとのこと 飲み物は終了 お菓子も残り僅か…
残り物に福あり
なぜかお店のお菓子でなく うさぎやさんのどら焼きを嬉しそうに手にされています
わたしも大好きなどら焼きなのですが 今日はうさぎやさんの若旦那がみえたとのことでした

青山の後は 六本木ヒルズに移動されるそうです

お菓子を開けたとたん 気持ちが高ぶり 肝心のお菓子の写真を撮るのを忘れてしまったのですが また足を伸ばそうと思えるほど どれもが本当に美味しいのです
オーナーおすすめのマドレーヌは ぱきっとした塩気が後を引きますし 
マロンのケークは しっとりとした栗の生地の 優しい甘さが美味でした
栗好きにはたまりません!

次回どこかでお会いできるのを楽しみにしています

23.3.10

un dimanche midi à 茶茶の間(原宿)


体が本当に必要としているものをいただくと どんなに甘党のわたしでも お腹も心も満たされます

フランス語のことわざに
Il faut manger pour vivre, et non vivre pour manger.
生きるためには食べねばならぬ 食べるために生きるのではない

というものがあります
最近の食生活を振り返り この感覚を見直す必要がありそうです…

22.3.10

genba gen

私の生徒さんはおしゃれな方々ばかりです
いつも個性的なおしゃれをして見えるお一人の生徒さんに どちらのお洋服ですか?とお尋ねしたら そのお店へお連れいただくことになりました
鎌倉の genba gen というギャラリー
ベリーショートのお似合いなオーナー・デザイナー フーサさんも素敵なオーラを放っていました

宇宙についての議論 最近見た夢のお話とその意味合いの解釈
初対面であることを感じさせない 居心地のよい異空間でした

次回の展示会にフーサさんデザインの靴下を出展されるとうち一足を購入いたしました
そして 帰り際にフーサさん手作りのプレゼントをいただきました
ころんとしたかわいらしい針刺しです
逆さにすると ちゃんと革張りになっていて 針が貫通しないようになっています
ちょぴり遠くても また来たい空間 またお会いしたい人たちでした
好きな時間を好きな場所で好きな人と…

merci beaucoup pour cette petite excursion... 

21.3.10

ザ・カンニング ~ les sous-doués

カンニングについての前回の記事に引き続き 今日はザ・カンニングという映画のご紹介
(といいつつまだ見ていないのですが)

上司から すっごく面白いから!!!とオススメいただいたフランス映画(コメディ)です
見た方はご感想お待ちしております!

20.3.10

カンニング屋のクラス?!

勤務先の学校は少人数制ですので たくさん発言をします
学習済みの表現を忘れてしまった場合 もちろんノートを見返していただいてよいのですが 頑張りやさんの方々ばかりなので 皆さん 空でお話されようと頑張ってくださっています

そんな中 真面目な生徒さんが「カンニングしてもよいですか?」とおっしゃったところ 別の方から
「ところでカンニングってフランス語で何ですか?」とご質問を頂きました

そういえば「カンニング」という意味の言葉は思い当たらず一瞬口をつぐんでしまったのですが フランス語には「カンニング」に相当する言葉はなく 「だます」「欺く」「ずるをする」という意味の動詞 tricher を用います

Il a triché au baccalauréat. (彼はバカロレア試験でずるをしました)

のように使います
「だますこと」「ずるをすること」 la tricherie で 「ずるをする人」 tricheur です
(なぜか皆さん授業中に Je suis tricheur...! と言いながら盛り上がっていらっしゃいましたが… 目が怖かったです…!)

ちなみに「カンニング」は和製英語だそうです
☛http://ja.wikipedia.org/wiki/カンニング

19.3.10

やさしいフランス語で読むフランス文化

ゴールデンウィーク明けより八州学園大学にてエクステンション授業を担当させていただくことになりました
やさしいフランス語で読むフランス文化(90分)のコースです

5/6〜7/8 の全10回
1つのテーマを2回に分け 文法や翻訳の方法についての知識を身につけていただきながら フランス文化に触れて頂く内容となっております

どうぞよろしくお願いいたします



http://www.yashima.ac.jp/univ/extension/course/detail_1006.aspx

18.3.10

ダンスのレッスンにて

教える仕事をしている以上 何かを教わっていることも大切と 書きましたが(☛mémorandum de français: 習い事)先日ダンスのレッスンで受けたレクチャーは まさに自分が日頃の授業で口酸っぱくお話していることと同じ内容であったことに 複雑な心境になってしまいました


自分も学生時代に先生方から教わってきたことなのですが


語学のスキルは右上がりに上達するのではなく 努力を積み重ねていれば 停滞しているように見えても ある日目覚めたら1段階上のステップにのぼっていることがある


語学の上達はらせんを描きながら上達するものなので 同じ道を何度も通りながら少しずつ向上するものだ


という内容なのですが ダンスの先生も全く同じことをおっしゃっていました
語学に拘わらず 人間の様々なスキル向上について言えることなのですね


皆さんにしているアドバイスを 実は自分が理解していなかったとは情けないことなのですが 自分は今ダンス上達のらせんの渦にいるのだわ!と信じ 日々の努力を怠らぬよう頑張りたいと思います


plus facile à dire qu'à faire言うは易し行うが難し)と弱気にならず どんどん実行していきましょう!

17.3.10

否定形を明確にする言語

フランス語の「はい」には si と oui の2種類があるとお話しましたが(☛mémorandum de français: 「はい」 は oui だけではない?)ある生徒さんが


フランス語は 肯定するにも元となる質問文が否定形か肯定形が非常に明らかだから 国際機関の公用語にもなりやすいのですね


とおっしゃっていました
真偽のほどは定かではありませんが...


ちなみにオリンピックの公用語がフランス語(と英語)なのは Pierre de Coubertin 男爵というフランス人によって近代オリンピックの元がつくられたからです
http://allabout.co.jp/study/french/closeup/CU20080820A/

16.3.10

aux bacchanales

もともとは東京原宿のフランス会館にあった これぞフランス!という雰囲気のカフェ aux bacchanales(オー・バカナル)

難しい名前のカフェですが 一体どのような意味なのでしょうか
les Bacchanales は古代ローマの宗教的なお祭り バッカス祭を指します 
3月16日〜17日にローマのアヴェンティヌスの丘で 女性だけの間で密かに行われていました
転じて 「喧噪」「乱痴気騒ぎ」という意味にもなります

そういえば大学の謝恩会も 確かこちらのお店で bacchanales をしましたね!

15.3.10

自分で自分の声を意識したことはあまりなかったのですが
上司から「shio先生は教えているときの声がいい!」 と 想定外なお褒めの言葉をいただきました

いつのまにか隣のお教室でわたしの授業を聞いていらっしゃったようだったのですが
「聞くに堪えられない声だと 生徒さんも授業を聞きたくなくなるわ
たとえば XX先生(フランス人先生)だって声が素敵だから ずっと聞いていたいと思うでしょ?」 と

そう言われてみればそうなのですが 今の仕事は 能力・スキル のほかに 体力・見た目(?) そして しまいにはにまで気をつけていなければならないかと思うと 自分に甘い性格も 直していかねばならなさそうです

14.3.10

le temps des cerises

C'est le printemps! ようやく春めいてきましたね
学生時代 フランス語フェスティバルという発表会で le temps des cerises (唄・加藤登紀子さん) を歌ったのを思い出します 

さて 本日日本はホワイトデー 男性陣は大変です
バレンタインなんてなければよいのに…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが やっぱり贈り物は嬉しいもの 
ギブアンドテイク (concessions mutuelles) とドライに割り切るのもひとつですが せっかくの日本文化を 今日は楽しめますように...!

素敵なホワイトデーを!

13.3.10

seconde と deuxième の違い

seconde も deuxième も共に「2番目」という意味ですが 違いはあるのでしょうか?

基本的には同じなのですが 
seconde は「2番目」までしかなく「3番目」以降が存在しないもの
deuxième「3番目」以降も存在するもの
に対して「2番目」というときに使います

例えばTGV(フランス新幹線)の2等席は seconde classe と呼びます 
deuxième classe と言っても間違えではありませんが 3等席がないため SNCF(フランス国鉄)の呼び方として seconde classe が使われています
(かつて3等席があった時代は  deuxième classe と呼ばれていたそうです)

メトロの「切符」をun ticket と呼ぶかun billet と呼ぶかの違いに似ていますね
決してun ticket でも間違えではないのですが 習慣として un billet が使われている というだけにすぎないのです

12.3.10

パリパリ週間

生徒さんにお借りしたパリパリ伝説(☛mémorandum de français: パリパリ伝説)を読むにつれ パリに住みたくなってしまいました


パリの美しい場面が描かれていたりするわけでもなく 住んでいたことのある人なら誰でも共感できるような些細な日常の出来事が妙に懐かしくなってしまうのです


そんな時 生徒さんがフランス人のフィアンセを紹介してくれたり フランス人とご結婚されている上司がベベを連れてきたり… パリパリ伝説に登場しそうな方々と立て続けにお会いし 今週の気分はもっぱらパリパリ


自分の生き方は自分次第
パリパリも悪くないかもしれません!?
(こんなことを言ったら 上司に まさか横浜を出る気じゃないよね!と怒られてしまいそうですね…)

11.3.10

習い事

皆さんはフランス語以外にも習い事をしていますか?

どのお仕事でも言えることですが 特に今のわたしの仕事は体力が命です
そのためにも 日ごろから良く食べ運動し体力づくりに励み 気分転換に習い事もしています(ダンス)

現在の自分にとって 授業をすることが最優先ですので レギュラークラスの他にプライベートの予約が入ればこちらを優先させていただいているのですが 週末の夕方に関しては 上司にも許可をいただき ありがたくも習い事を優先させていただいています

これには理由があります
上司より日ごろから頂いているアドバイスなのですが

教えるお仕事をしている以上 ダンスでも何でももよいから 常に何かを教わることをしていなさい

とのころです
たとえそれが語学でなくても 習い事をすることで 教わる立場にある人の視点でものを視ることができるからです

上司の心強いアドバイスに甘んじ これからも堂々と習い事を楽しみながら バランスのとれた生活を送ることといたします!

わたしのクラスには 教員をされている生徒さんの方も多くいらっしゃいます
自分では気づかないような視点でのアドバイスもたくさん頂きありがたいです
今後ともよろしくお願いいたします

10.3.10

フランス語の数詞 i ~ 複数形があるもの

基本的に数を表す数詞は不変です
たとえば 2(deux) は複数だから s をつける などといったことはありません

ところが2つだけ例外があるので覚えておきましょう

1つ目は
1,000,000(un million)  1,000,000,000 un milliard 
これらは名詞なので 単数形と複数形(-s)が存在します

2つ目は
20(vingt) 100(cent) 
80 (quatre vingts) や 200(deux cents) のようなときです
ただし vingt と cent の後に数字が続くと s はつけません
81 quatre-vingt-un や 240 deux cent quarante となります

数詞の規則はややこしくみえますが 奥が深いです…

9.3.10

mon cyber room préféré iii ~ microcosmos (渋谷)

今日は久々に夜間授業のみでしたので 以前から気になっていたカフェで過ごすことにしました
 
といいますのも 立て続けに大学時代の恩師の先生方よりお便りをいただき 早速先生方にご返事を差し上げたかったからなのです

お一人の先生からは ベトナム旅行のための情報をという光栄なリクエストを頂き
ドイツへ移住された先生からは お写真を見てねとの楽しいお知らせを
通訳の先生からはご推奨の医学書に関する貴重なリストを…
頂いたどのメールも大変嬉しい内容でしたので 一刻も早くご返事を差し上げたい と 冷たい雨はどこぞやら ゆったりと過ごせそうなこちらのお店へ足早に向かったのでした

昼間はジムで運動もしたし! と言い訳をしながら がっつり2種のカレーを注文
16時まではフロードリンクで 電源も使用可能 というわけで わたしの第?目の拠点と化しそうです
  

8.3.10

フランスの地名の読み方

フランスの地名には 読み方の難しい地名が沢山あります
フランス人でも人によって違う読み方をしたり 地元の人独特の読み方があったりするのです

たとえば 日本人にとってアルプスのスキー場と言えばここ!というシャモニー Chamonix * ですが フランス人はどのように読むのでしょうか?
シャモニ と シャモニックス の2通りの読み方をするようです

地元の人はシャモニ パリの人はシャモニックス と発音するそうです
パリで シャモニ と言っても通じますが 少し snob なニュアンスがするようです


*Chamonix はモンブランの山麓にある村です 
スキー場としても有名ですが ゲレンデとゲレンデが離れており交通の便があまりよくはないため 車での移動が必要ですし 拠点(すなわち別荘ですね!)も必要となるため 裕福なご家庭の行き先としてのイメージが強いようです

7.3.10

同じ表現を避けましょう

通訳の先生から聞いたお話

翻訳や通訳の上で苦労することは「同じことを言うのにフランス語では違う表現をいくつも使用するので 訳語も違うものになるのか 同じままでよいのか迷うことがある」のだそうです

フランスでは(実は私の住んでいたイギリスでもそうだったのですが)小学校の作文の授業で「一度使った表現を再び使うな」と叩き込まれます 
様々な言い回しを用いることで 文章に厚みが出て豊かになるからです

が 翻訳や通訳の分野が 正確さを求める理系に関するものでも 一つのことを言うにも色々な表現が用いられ 次から次へと新しい表現が創り出されているそうです

先日伺った講義でも 何度となくそのような現象がありました...
単語リストもどんどん更新していかなくてはならなさそうです...

6.3.10

tarte aux pommes 

先日 大学時代の友人の新居お祝いに 皆で集まりました
フランス語学科出身とあり それぞれがフランス語だけでなく海外に関するお仕事をされたり フランス人の旦那さまとご結婚されていたり 国際色豊な仲間です

そのうちの一人がタルトを手作りしてきてくれました
見た目もバラのように美しく華やかで フランスでよく見かけるのとまるで同じ 
お味もお店のよう!
さくさくのパイ生地もさぞ難しいのではと思いきや レシピを聞いたら型も使わないというシンプルさ
早速作ってみたいと思います
シンプルで美味しいのが一番!
ごちそうさまでした!

5.3.10

bête de luxe

今日は とっても可愛らしいわんちゃんのブログのご紹介です
bête de luxeというセレブ感漂うタイトルをクリックすると ハンサムなモデルくんの様々なポーズにときめき 素敵センス溢れるお写真の数々に癒されます

実は前回の授業でブログをおすすめしたときに 一人の生徒さんの方が早速はじめてくださったのです
気乗りしたときに そこかしこにフランス語をちょこっとだけちりばめてみる... そのくらいがちょうどよいかもしれませんね

(肝心の私のブログも ほとんど日本語です...)

4.3.10

フランスのひな祭り

昨日はひなまつりでした
女性の皆さんは お雛様を飾ったりちらし寿司を頂いたり 春の到来を感じながら お過ごしだったかと思います

日本の伝統行事である桃の節句ですが フランス人の先生に Vous avez la fête des filles en France? フランスにもひなまつり(女の子のお祭り)はあるの?」と 特に期待もせずに尋ねた所  答えは...

Oui!

お着物に身を包まれたお雛様を飾ったりはしませんが 女の子のためのお祭りとして la fête de Catherinettes (le 25 novembreというのがあるそうです(11月25日は聖カトリーヌの祭日※です)
日本のひなまつりは 年齢に拘らず女性みんなのためのものですが la fête de Catherinettes は25歳の独身女性限定だそうです 
25歳の独身女性は この日 帽子を被り 友人同士で街へ繰り出すのだそうです 
目的は やはり お嫁に行けるためだとか

こちらには こんな色とりどりで個性的な帽子がたくさん!

女の子でよかった!

※フランス(カトリック教)の暦は 祭日として365日それぞれに 聖人が割り当てられています(聖人暦)

3.3.10

non と言わない日本人

以前 否定疑問文に対する答え方に関して記しましたが (mémorandum de français: 「はい」 は oui だけではない?) そもそも 疑問文を肯定する場合も否定する場合も 日本語は「はい」であることが多いのでは とふと思いました

Vous n'avez pas pris le desset?
デザートを召し上がらなかったのですか?

<食べた場合>
Si, je l'ai pris. (はい(?))頂きましたよ

<食べたた場合>
Non, je ne l'ai pas pris. (はい 頂きませんでした)

幼少時代をヨーロッパで過ごしたゆえか non と言うこと自体は自然なことであり 普段日本語を話しているときも「いいえ」と言うことに違和感を感じておりません
ただ 時として それは 自己主張の強い性格であると捉われてしまうことが多く可愛げにかけてしまうかも知れませんね… 

À Rome, il faut vivre comme à Rome (郷に入れば郷に従え)なのでしょうか!? 

2.3.10

カトリックのおうちは子だくさん?

春休みにフランスへホームステイに行かれる生徒さんから お土産は何にしたらよいかというご相談を受けました

家族構成を聞いたら
①ご両親 ②娘さん二人 ③息子さん一人 
ということでしたので 一人一人に渡すのもよいが ご両親用とお子さんたち用の2種類でよいのではないか とお答えしました

思いつくのは扇子や手ぬぐいなど... 
経験上ようかんは喜ばれませんでしたが ヨックモックなどの洋菓子は大変喜ばれたのを覚えています 
フランス人の先生も えびのおせんべいはやめたほうがよい!と(理由はわかりませんが きっと食べつけないのでしょう)お酒はおすすめしていました

いつものごとく話が脱線し「それにしても子だくさんな家族だね」と一人の先生
「子だくさんでホームステイの受け入れをしているなら カトリックに違いない」ともう一人の先生
ホームステイの受け入れ活動をされるような家族=カトリックのご家庭というのは判らなくもないですが なぜ 子だくさん=カトリックのご家庭 なのでしょうか

理由は 伝統的にカトリックは神様からの授かりものとして子どもを沢山産み また専業主婦をされている女性が多いので子育てに専念できる ということだそうです

ちなみに「この家族はきっと16区*に住んでいるに違いない」という憶測で 今日の会話は終了しました...

*伝統的に裕福な家庭の多く住むパリの地区
子だくさんでカトリック教で伝統的なら お金持ちに違いない!という図式から 16区に住む家族だろうという結果になりました(そもそもカトリックのご家庭であるという仮説自体が怪しいのですが...)

1.3.10

通訳の現場見学 ii ~ 今後に活かす

通訳の先生のによる通訳は テレビで拝聴させていただいたことはあっても 生で拝見するのは初めてでした
今回のフランス人による講義は 「整体」に関する かなり専門的で細かい内容のものだったのですが 実技も盛り込まれた興味深いものでした 
受講されていたのは整体師の方々 実技があるため皆さん短パンまたはパンツ一丁の出で立ち
素人のわたしからすると 早朝からかなりショッキングな光景を目の当たりにすることになったのですが そんなことより本題に移ることといたします

さて 「整体」といいましても更に専門分野を取り扱うテーマだったのですが 分野特有の専門用語以外に 解剖学の専門用語が必要となってきます
今後 この分野の翻訳や通訳に携わる場合 単語リストはもちろん 知識も必要になってきます
もう6年もこちらに携わっていらっしゃる先生は 「おそらく筆記試験は受かると思う」とおっしゃっていたほど 通訳のためにも深く研究をされたそうです
あまりに専門的な内容のため 実生活において役に立つかどうかは別問題だそうですが(!)健康というテーマに関連している以上 知識として持っていることは 決してマイナスにはならないでしょう
とおっしゃっていたのは会長

そんなわけで この分野の勉強を始めることをお勧めいただいたことは光栄なことです
今日のご縁をどのように活かすかは自分次第ですね

慣れない場所で4時間を過ごし流石に疲れてしまいましたので(あまったれています) 次の仕事までの道中 途中下車をし 手作りミートローフを頂きながら 翻訳の仕事を仕上げることに…
meatloaf, un plat anglais...